人事

【比較12選】ストレスチェックサービスの選び方・提供業者を紹介!

2021年03月22日

ストレスチェックサービス

平成30年に厚生労働省が行った調査によると、仕事や職業生活に関して強いストレスを感じていると回答した労働者の割合は全体の58%であることが分かりました。(※)働き方改革が進む中、未だにストレスに対するケアの課題が残っているのが現状です。今回の記事では現在施行されているストレスチェック制度の解説を踏まえた上で、ストレスチェックサービスの選び方やおすすめのサービスの紹介をしていきます。

※参考:平成30年 労働安全衛生調査|厚生労働省

義務化されたストレスチェック制度とは

ストレスチェック制度の概要

ストレスチェック制度は平成27年12月、厚生労働省主導のもとで施行されました。労働者のストレスチェックを行い、その結果を本人に通知することで、ストレスの現状を把握してもらうための制度です。現状把握のためだけでなく、労働者のメンタルヘルスの不調を未然に防止することや、調査結果を分析して職場環境の改善を行うことを目的としています。

この制度により、社員が50人を超える全ての事業所は、ストレスチェックを実施後、「心理的な負担の程度を把握 するための検査結果等報告書」を提出することが義務化されました。厚生労働省はこれを支援するため、「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」を、インターネット上で無料配布しています。

厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム

罰則の有無

ストレスチェック実施の有無に関わらず、労働基準監督署に「心理的な負担の程度を把握 するための検査結果等報告書」を提出することが義務付けられています。提出しなかった場合、労働安全衛生法第 120 条第5項の規定に基づき、罰則が課せられるので注意が必要です。詳しい内容に関しては、厚生労働省から発行されているQ&Aを参考にしてください。

ストレスチェック制度関係 Q&A(目次)

ストレスチェックサービスの選び方

ストレスチェック業務は、厚生労働省が配布する「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」を自社で実施するだけでなく、ストレスチェック制度に基づいたプログラムを提供するサービスを利用することもできます。法律に精通した事業所が提供するサービスにより、ストレスチェックの迅速な実行や費用の削減などが可能です。選択する際のポイントを解説しますので、自社に導入する際の参考にしてください。

調査方法

紙の調査票を配布する調査方法と、Web上で回答してもらう調査方法の2種類が存在します。ストレスチェックの結果には守秘義務が発生するので、データを厳重に管理したい場合は、Web上での実施がおすすめです。その場合、端末をPCのみとするか、スマートフォンなども含めるか、自社の社員の状況を見て選択する必要があります。

提供サービス

メンタルヘルスの状況を確認する「ストレスチェック」、社員個人にストレス対策を講じる「セルフケア」、ストレスチェックの結果をもとに行う「職場のストレス状況のチェック」などを、ストレスチェックサービスは提供しています。ただし、サービスによっては対応していない業務も存在するので注意しましょう。自社で予定している業務に対応しているか?を事前に確認する必要があります。

サービスのサポート内容

ストレスチェックの終了後、職場改善に向けた取り組みや、改善を達成した際の証明を実施することは企業の努力義務です。産業医の派遣、社員のメンタルヘルスを改善するための研修、高ストレス者の抽出とフォロー、結果報告のための書類作成と提出などが該当します。これらに対するサポートやアフターフォローも存在するかが、サービス選びでは重要です。

調査費用

外部機関にストレスチェックを委託した場合、当然調査費用が発生します。複数のサービスを比較し、より安価なサービスを選択すれば、ストレスチェックのコストを抑えることが可能です。産業医の紹介や派遣も依頼したい場合は、それらのサービスも費用の中に含まれているか確認しましょう。

おすすめストレスチェックサービス12選

ラフールサーベイ

ラフールサーベイ

【概要】

3,000社以上のメンタルヘルスデータをもとにしたストレスチェック、AIによる解析が特徴の、大学との産学連携により開発されたストレスチェックサービスです。結果の分析・課題の把握・高ストレス者向けのサポートなど、ストレスチェックの結果に応じた業務改善をノンストップで実行できます。

【プランと料金

初期費用100,000円+月額400円×従業員登録者数

※無料お試しプラン有。詳細は下記サイトをご確認ください。
https://survey.lafool.jp/pricing/

ストレスチェッカー

ストレスチェッカー

【概要】

官公庁や上場企業含む2,000社以上に導入された、日本最大級のストレスチェックサービスです。豊富なカスタマイズ機能と、高いセキュリティによるデータ保護が特徴となっています。サービス提供するだけでなく、ストレスチェック業務全般を代行することも可能です。

【プランと料金


無料プラン 代行プラン 紙プラン
初期費用/基本料金 0円 0円 20,000円
利用料金 0円 250円 450円

※人数によって金額の変動有り。詳細は下記サイトをご確認ください。
https://stresschecker.jp/#plan

Carely

Carely

【概要】

従業員の情報をペーパーレスで管理し、高ストレス者や過重労働者を抽出して報告するストレスチェックサービスです。メンタルヘルスに問題がある社員の相談窓口として、保険医やカウンセラーが対応するチャット窓口を利用できます。

【プランと料金】


クラウド ベーシック プラス
利用人数 500名~ 50名~ 50名~
初期費用/基本料金 月額料金の3カ月分/人 1,000円/人 1,000円/人
利用料金 200円/月/人 300円/月/人 400円/月/人

※詳細は下記サイトをご確認ください。
https://www.carely.jp/price/

NECソリューションイノベータ株式会社

NECソリューションイノベータ株式会社

【概要】

ストレスチェック含むメンタルケアサービス、職場環境改善サービスを提供し、健康管理業務をトータルサポートするストレスチェックサービスとなります。見積シミュレーション、分析レポートの公開、お試し版IDの配布など、サービスの情報を積極的に公開しているのが特徴です。

【プランと料金】

  • 一人当たりの年額料金470円(人数増加による割引あり)
  • SaaS型・オンプレミス型に分かれており、それぞれ「スタンダード」「プレミアム」「セルフケア」の3つのプランが存在
  • 基本的な利用料金は470円/年/人
    ※初期費用・利用料金共に規模によって変動。詳しくは下記サイトをご確認ください。
    https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/sl/mentalhealth_saas/price.html

Wellness Eye

Wellness Eye

【概要】

スマートフォンやタブレットに対応し、使いやすさと実用的なアウトプットが特徴のストレスチェックサービスです。ストレスチェックの活用ノウハウ、24時間365日セルフチェック機能など、実践的な機能を多数搭載しています。直行や直帰が多い社員も、Webを通して気軽にストレスチェックが受けられるサービスです。

【プランと料金】

お問い合わせください。

M-Check+

M-Check+

【概要】

メンタルヘルス機関が提供する、ストレスチェック効果の最大化及び組織のメンタルヘルス向上を実現するストレスチェックサービスとなります。ストレスチェックの実施からデータの管理まで全てWeb上で完結、クラウド管理による強固なセキュリティ、パソコン・スマートフォン・PCに幅広く対応する利便性の高さが特徴です。

【プランと料金】

お問い合わせください

STRESCOPE

STRESCOPE

【概要】

メンタルヘルスに関連する問題を予防する専門チームが、ストレスチェックの実施・統計に基づいた分析・対策プログラムの提供を行うサービスです。企業の健康経営に関する問題点を数値で明らかにし、適切な投資を働きかけます。

【プランと料金】

基本料金と受検人数に応じた費用に加え、有料のオプションの費用が発生します。詳しくは下記サイトをご確認ください。
https://strescope.jp/questions.html

メディカル・ビー・コネクト株式会社

メディカル・ビー・コネクト株式会社

【概要】

完全な外部委託と多言語対応が特徴の、ストレスチェックサービスです。様々な受検方法と料金プランが存在しており、カスタマイズ性の高さが特徴となっています。各種医療機関と提携しており、日本全国で面接指導を行うことが可能です。

【プランと料金】


ライトプラン ベーシックプラン ベーシックプラン-サポート+ アドバンスプラン
初期費用/基本料金 お問い合わせください お問い合わせください お問い合わせください お問い合わせください
利用料金 365円/年/人 765円/年/人 900円/年/人 1,950円/年/人

※詳細は下記サイトをご確認ください。
https://www.medical-bc.co.jp/price

CAPS株式会社(旧:メディカルフィットネスラボラトリー株式会社

CAPS株式会社(旧:メディカルフィットネスラボラトリー株式会社

【概要】

受検ページの通知から労働基準監督署への「心理的な負担の程度を把握 するための検査結果等報告書」の提出まで、ストレスチェック業務を一貫して代行するサービスです。ストレスチェックに関する全てのサービスを、1人当たり500円という低コストで提供できます。

【プランと料金】

初期費用/基本料金 20,000円
利用料金 500円/人

※集団分析レポートの提供が5,000円、医師面接指導が10,000円
※詳細は下記サイトをご確認ください。
https://www.checkstress.jp/pr/

中災防ストレスチェックサービス

中災防ストレスチェックサービス

【概要】

法律による義務化以前から営業を開始し、約28万人のストレスチェックを行ってきたサービスです。全組織に情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)を導入しており、企業のメンタルヘルスデータを安全に保管できます。2019年から、外国人労働者向けにベトナム語など6ヶ国語への対応を実施しました。

【プランと料金】


ストレスチェック標準版 総合版 Web版
初期費用/基本料金 お問い合わせください お問い合わせください お問い合わせください
利用料金 650円/人 950円/人 540円/人
賛助会員料金 585円/人 855円/人 480円/人

※詳細は下記サイトをご確認ください。
https://www.jisha.or.jp/stress-check/

キャリアアセットマネジ株式会社

キャリアアセットマネジ株式会社

【概要】

ストレスチェックの実施、高ストレス者へのケア、職場環境の改善をトータルサポートするサービスです。ストレスに強い企業組織を実現するため、認知行動療法に基づいたセルフケアプログラムや、各種研修及び講習を提供します。

【プランと料金】


Web実施 紙実施
初期費用/基本料金 ¥50,000(初年度のみ) ¥50,000(初年度のみ)
利用料金 500円/人 400円/人

※その他、産業医の紹介:手数料が50,000円、顧問料が1時間45,000円
※詳細は下記サイトをご確認ください。
https://www.ca-m.co.jp/cloud/str/

株式会社ウインテック

株式会社ウインテック

【概要】 

初期費用や基本料が無料となっている、価格の安さが特徴のストレスチェックサービスです。法令遵守のサービスでありながらレポートの発行や集団分析に至るまで料金に含まれており、徹底的にコストが抑えられています。
システムのレンタルだけではなく、業務委託型のサービスで事務作業代行や、多言語テストにも対応可能です。

【プランと料金】


スタンダード57 スタンダード80 プレミアムA プレミアムB
利用人数 50~300名 50~300名 50~300名 50~300名
初期費用/基本料金 0円 0円 0円 0円
Web版利用料金 490~330円 540~380円 570~410円 570~410円
マークシート版利用料金 780~520円 830~570円 880~620円 930~670円

※ 300名以上の場合はお問い合わせとなっており、価格を抑えられます。
詳細は下記サイトをご確認ください。
https://www.win-smile.com/service/

まとめ

ストレスチェック業務はアウトソーシング化が進行しており、法律に精通した専門家と職場環境改善を実現できるプログラムを提供するサービスが充実しています。初めてストレスチェックを実施する事業所は、これらのサービスを利用して、自社の負担を減らしましょう。本記事の内容をもとに、プラットフォーム型及びサービス型の中から、適切なサービスを選択してください。

この記事を書いた人

QEEE編集部

QEEEmagazineはマーケター、人事、エンジニア、営業企画などの企画者に役立つコンテンツをそれぞれ領域のスペシャリストが発信していきます。

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