マーケティング・広報

Adjustの調査結果:アドフラウドが増加傾向 日本での手口は昨年から大きく変化

2020年11月19日

アドベリフィケーションアドテクノロジー

アプリマーケティングの効果測定プラットフォームをグローバルに展開するadjust(アジャスト)株式会社(本社:ドイツ)が、全てのアプリカテゴリーでアドフラウドが増加しているとの最新のレポートを公開しました。

今回の調査結果によると、不正業者はペイドインストール(有料広告からのインストール)を行ったうえでオーガニックインストールに偽装していることが判明しました。Adjustが拒否した不正インストール2億件のうち、オーガニックインストールは2/3、ペイドインストールは1/3という割合となっています。

アドフラウドとは
アドフラウドとは、不正なインプレッションやクリックによって成果に繋がらない広告費を発生させるという広告詐欺を指します。たとえ信頼できるプラットフォームであっても連鎖的に展開されているアドネットワークなどから広告詐欺が入り込む可能性も存在することから、広告出稿時の大きな問題となっています。

アドフラウドの手口は多様化しており、たとえば下記のようなものが存在します。

  • クリックを偽装して他のメディアで発生したCVを盗み取る
  • ユーザーになりすましてユーザー行動を偽装する

アドフラウドはマーケティング活動にマイナスの影響を与えます。そのためプラットフォーム側はアドフラウド対策に全力をあげていますが、同時に手口も進化し続けているため根絶に至っていないのが現状です。

■日本におけるアドフラウドの手口
日本国内で発生しているアドフラウドの手口はフェイクユーザーやボットにおける不正が60.7%を占めており、クリックスパム(22.48%)、SDKスプーフィング(14.07%)、クリックインジェクション(2.73%)と続きます。
昨年の同時期に行った調査で、占める割合が49%と最も多かったクリックインジェクションが最下位に落ち、8%と最も少なかったフェイクユーザーやボットにおける不正が最上位に浮上したことが今回のポイントです。アドフラウドの手口は一年間で大きく変動・進化することを理解し、柔軟に不正に対応する必要があることが数値からも読み取れます。

Adjustの日本ゼネラルマネージャーである佐々 直紀氏は「不正業者や犯罪組織への資金流入を防ぐために、またマーケティング活動に必須なノイズのない計測・分析環境を手にするためにも、Adjustのツールを活用して、安心してビジネスを推進していただきたいと思います。」と語っています。


Adjust最新データ:すべてのアプリカテゴリーでアドフラウドが増加 不正業者によるオーガニックインストールの偽装は全体の3分の2|adjust株式会社のプレスリリース

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