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【初心者必見】今さら聞けないドメインとは?基礎知識を丁寧に解説!

2020年11月19日

ドメイン

ホームページの開設や社内のメールアドレスの取得に欠かせないのがドメインの設定です。しかしネットワークに詳しくない方にとってドメインの設定はおろか、ドメイン自体の概要がややこしく感じられるかもしれません。
ドメインはインターネットでホームページやメールアドレスなどを特定するときに必要なもので、インターネットの根幹となる技術です。
今回の記事ではネットワーク初心者の方に向けて、「ドメインとは一体何か」という基本的な知識を簡単に解説していきます。最後には大まかなドメイン設定の流れを開設しますので、ドメインにまつわる基本的な知識を得たい方の参考になれば幸いです。

【基本編】ドメインとは

ドメインとは「インターネット上の住所」を表します。ホームページのあるサーバーへのアクセスや、メールを送信する際などに相手を特定するために使われる文字列です。

上記画像のURL(ホームページの位置を特定するための文字列)の例では「www.」がホスト名です。またメインドメインから派生させてホームページを管理するため、「△△△△.」といった感じで「サブドメイン」が付けられるときもあります。

そしてサブドメインの後に「●●●●.com」と実際のドメイン名が記載されます。ホスト名とサブドメイン、通常のドメインは「.(ドット)」で分けるのもポイントです。

メールアドレスでは@以降がドメイン名となっています。

独自ドメインとは

独自ドメインとは自分オリジナルのドメインです。取得するためには個々でドメイン提供元と契約する必要があります。

なお、ドメインはレンタルサーバーやホームページ作成サービスなどで無料で提供されるものを利用することも可能です。このようなドメインは独自ドメインに対して共有ドメインと呼ばれ、「△△△△.●●●●.com」の「△△△△」のサブドメイン部分を変更して利用することが一般的です。

無料で取得可能な共有ドメインではなく、独自ドメインを取得するメリットは下記の3つです。

サーバーを変えても同じURLが利用できる

独自ドメインは専門業者を通して自分で作成します。専門業者が倒産したりしてドメインが使えなくなる事態にならない限りは、半永久的に更新しながら使い続けられます。

共有ドメインの場合、契約を別サーバーに変更したり契約を終了したりするとドメインを引き継げません。ホームページのブランドの観点から言うと、独自ドメインを取得したほうがサーバーを変えても同じドメインでアピールができるので有利です。

専用のメールアドレスを利用できる

独自ドメインでメールアドレスを取得すると、@以降の部分が自分オリジナルになります。

たとえば@以降が「gmail.com」といったドメインだと誰でも簡単に作成ができるため、迷惑メールに自動振り分けされてしまうことがあります。しかし独自ドメインだと迷惑メールに振り分けられてしまうリスクを抑えることが可能です。

また「メールを運用するためにわざわざドメインを取得している」とアピールできるので信頼性の観点からも有利です。

SEOへ与える影響が大きい

独自ドメインはSEOに与える影響も大きいのが特徴です。

共有ドメインの場合、ドメインパワーの強い有名なサービスであればよい効果を受けられるでしょう。しかしながら、たとえばサービスが炎上した結果評判が落ちてしまうと、関係のない自社のサイトも影響を受けてしまう可能性があります。また、SEO対策もサービス提供元に委ねなければならない点にも注意しなければいけません。

その反面、独自ドメインを取得すれば自社の評判を確実にドメインへ反映させられますし、SEO対策も実行しやすくなります。

トップレベルドメイン(TLD)とは

独自ドメインについて解説する際、重要になるのがトップレベルドメイン(TLD)です。トップレベルドメインとは、用途や分野、国別などでパターンが決まっている最上位のドメインです。ドメインはトップレベルドメインから順番に位置特定が行われるのが特徴です。
トップレベルドメインは大きく分けて2種類存在します。それぞれを解説していきます。

分野別トップレベルドメイン

分野別トップレベルドメイン(gTLD)とは、サイトの領域や分野によって意味付けがされたトップレベルドメインとなります。後に解説する国コードトップレベルドメインとは異なり、国・地域の縛りが無く自由に取得可能です。

.com 商用サービスや企業向け
.net 通信関連のサービス向け
.org 組織や非営利団体向け
.biz ビジネスや企業など向け
.info 口コミサイトなど向け
.blog ブログ向け


企業サイトの運営のために分野別トップレベルドメインを選ぶ場合は、「.com」や「.biz」などが選択肢として上げられるでしょう。

国別コードトップレベルドメイン

国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)は、国名コードによって割り振られたトップレベルドメインとなります。一部例外も存在しますが、基本的にはその国に住所を持つ個人・団体しか取得出来ないトップレベルドメインとなっています。日本の場合は、「.jp」が該当します。

ne.jp 日本国内のネットワークサービス向け
co.jp 日本企業向け
or.jp 財団法人や社団法人など向け
ac.jp 教育機関関連向け
go.jp 政府関連の機関向け


上記のようなドメインは属性型JPドメインと呼ばれます。属性型JPドメインは組織・団体に強く関係するドメインのため登録条件があります。そして1組織において1種類しか取得できません。
その分信頼感も高めであり、コーポレートサイトなどの利用に適しています。

なお、属性型JPドメインの他にもJPドメインに分類されるものが3つ存在します。

  • 汎用JPドメイン:国内に住所があれば取得可能(例:.jp)
  • 都道府県型JPドメイン:都道府県を表すドメイン。国内に住所があれば取得可能(例:tokyo.jp など)
  • 地域型JPドメイン:地域を表すドメイン。新規受付が終了しているため現在は取得不可能

【実践編】ドメイン設定の流れ

ここまではドメインについての基本的な知識を解説してきました。ここからは、実際にドメインを取得してから利用可能な状況にするまでの、ドメイン設定の流れについて順番に解説していきます。

①ドメインを取得する

まずはドメインを取得します。取得には先ほど説明したように2種類の方法があります。

共有ドメインを利用する

「Wix」や「WordPress」といったサービスが無料で提供している共有ドメインを利用してホームページを開設することも可能です。

  • 試しにホームページを開設してみたい
  • ずっと同じサービスしか使う予定がない


といった方は無償提供のドメインでもよいでしょう。
ただし先述した通り、SEOや企業としての信頼性といった観点でデメリットが存在するので注意が必要です。
今回の解説では独自ドメインを利用する場合を想定して解説を行いますので、以降は割愛します。

独自ドメインを利用する

ビジネス利用をする場合、独自ドメインを取得することをおすすめします。独自ドメインを取得するには、

  • レンタルサーバーが用意してくれているサービスを使う
  • 別途ドメイン取得専門会社で取得する


の2種類の方法があります。
レンタルサーバーが提供しているサービスに問題がないと思う場合は、契約時に独自ドメインを同時に取得したほうが面倒な設定がいらないので楽です。ただし「どうしてもこのドメインサービスで作りたい」という希望があれば、ドメイン専門会社で独自ドメインを作ってからDNSサーバーとの連携を行いましょう。

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②DNS設定を行う

独自ドメインは取得しただけではインターネット上で使えません。「このサーバーはこのドメインを使っている」と特定してもらうため、「DNS」サーバーにドメインを登録する必要があります。
DNSサーバーは「ネームサーバー」とも呼ばれ、ドメインを「IPアドレス」へ変換してくれるサーバーです。実はドメインだけを使ってもインターネット機器はサーバーの位置を特定できません。ドメインが数字の羅列であり処理可能なIPアドレスに変換されて初めて、サーバーの位置を理解してアクセスができるようになるのがポイントです。

  • ドメイン:人間がサーバーの位置を理解するための文字列
  • IPアドレス:コンピュータがサーバー位置を理解するための数字


と覚えておくとよいでしょう。
詳しい設定方法などは利用しているサービス毎にマニュアルが存在しますので、そちらを参考に設定を行ってください。設定が終われば、取得したドメインが利用可能になります。

③独自ドメインの更新手続きを行う

独自ドメインはそのままでずっと使い続けられるわけではありません。継続して使いたい場合は更新手続きを行う必要があります。失効してしまった場合は最悪データを失ってしまいますので、ドメインの更新のタイミングは必ず把握しておきましょう。
なお、ドメインの更新に関しては下記の様な期間が設定されています。

  • 更新猶予期間
  • 復旧猶予期間


このような期間内であれば、期限日を過ぎてしまってもドメインは保存されているのでデータを復活することが可能です。万が一の時のため、ドメインを取得する際は猶予期間についてチェックしておきましょう。ただし復旧猶予期間内の更新は手数料がプラスされて高額になる可能性があるので注意してください。

まとめ

今回はドメインに関する基礎知識をご紹介してきました。
ドメインを利用することによって、私たちはホームページサーバーやメールサーバーなどの位置を特定してアクセスできるようになっています。ドメインはサーバーの存在を示す重要な文字列です。
これからホームページ開設などを行う場合はぜひドメインに対して理解を深め、SEO対策も行ってみてください。

この記事を書いた人

QEEE編集部

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