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【比較9選】コールトラッキングツールの選び方とは?電話効果測定のメリットも解説

2020年10月09日

コールトラッキングツール

自社マーケティング施策の費用対効果を確認する業務は、マーケターにとって重要です。しかし「オンライン施策に対する効果測定はイメージできるが、TVや雑誌などのマスメディアの効果測定方法が分からないという方もいらっしゃるかもしれません。
「コールトラッキングツール」を導入すると、オンライン以外の施策効果も測定できるようになります。
今回の記事ではあらゆる施策に対し効果測定を行えるソリューションとして、コールトラッキングツールを解説していきます。選び方やおすすめのツールも紹介しますので、
「オンライン・オフライン共に広告効果を分析したい」「施策の費用対効果が不明瞭なのを改善したい」という方の参考になれば幸いです。

コールトラッキングツールとは

コールトラッキングツールとは、電話での問い合わせ履歴をデータで可視化して計測を可能にするツールです。
ディスプレイ広告やリスティング広告などといったWeb広告や検索からの自然流入など、Web上のコンバージョンはアクセス解析ツールを使えば簡単に分析が可能です。しかし電話の場合は対応がオフラインになるので、計測が難しくなってしまいます。「スマートフォンの電話番号タップをコンバージョンとみなす」といった方法を使えば計測は可能ですが、正確性といった観点から最適なトラッキング手法とは言えません。

コールトラッキングツールを使えば、入電データをもとに

  • どの媒体を見て電話を掛けてきたか
  • いつ電話を掛けてきたか
  • 通話時間はどのくらいだったか


といった各データを簡単に計測して分析に役立てられます。

コールトラッキングツール導入の効果

コールトラッキングツールを導入すると、次のような効果で施策の測定を効率化できます。

①あらゆるメディアからの流入が測定可能

コールトラッキングツールにより、顧客がWebサイトやチラシ、新聞、テレビなど、どの流入経路で電話に至ったのかが把握できるようになります。オンライン・オフラインを問わずどの媒体から電話が発生したのか可視化されるので、汎用性は高いです。
コールトラッキングツールにより「今月はリスティング広告から30件の電話問い合わせを狙ったが、25件しか来なかった」といった評価も可能になり、施策改善の正確性も増すでしょう。

②IVRを活用した効率化の実現

コールトラッキングツールを導入すると、電話対応自体の業務負担削減にもつながります。
コールトラッキングツールには、「IVR(自動音声応答サービス)」機能が利用できるものがあります。IVRを利用すると「今回はどんなご用件でお問い合わせされたのでしょうか」といったように機械音声で自動ガイダンスを流して、指定部署へ誘導するといったことが可能です。
一次対応をIVRに任せるだけでも、一人一人の顧客の用件を聞いて指定の部署へ受け渡しをするといった作業がなくなるので業務効率化が狙えます。

③電話の取りこぼしによる機会損失の防止

コールしてくれた顧客にその場で対応できないと、大きな機会損失につながってしまいます。システムなしで人力のコール対応をしていると「営業時間外に電話が来たら対応ができない」「他の顧客の対応に時間を取られて電話に気づかなかった」といったような要因で、電話を取りこぼす可能性があるのがデメリットです。

コールトラッキングツールを導入すると、

  • 対応できなかった電話の着信時間や電話番号などを通知する
  • 営業時間外の電話の内容を録音して後で確認できる
  • 応対不可の電話を応対できるところへ転送可能


といったような機能が利用できるので電話を取りこぼす危険性を減らせます。

コールトラッキングツールの選び方

ここからはコールトラッキングツールの選び方をご紹介していきます。

自社に必要な機能が備わっているか

ツールによって搭載されている機能に差はありますが、コールトラッキングツールには主に下記のような機能が備わっています。

  • レポート・分析機能
  • IVR機能
  • 録音機能
  • メール通知機能
  • 発信者番号の表示機能


他にも、CVデータのインポート機能があれば、電話でのコンバージョン内容を「Googleアナリティクス」といった解析ツール上で他データとまとめて確認可能です。また「Google広告」といった運用型広告に自動でデータを取り込んで、配信を最適化するといった方法も取れるようになります。

外部ツールとの連携は可能か

自社で現在導入している他ツールと連携できるかも重要です。CVデータのインポート機能もツール連携機能が備わっていないと使えません。

  • 電話してきた顧客のデータをCRMに入れて管理する
  • BIツールに電話の履歴データをインポートして、効率のよい分析を行う


といった連携ができると、工数も減るので便利でしょう。

内容とコストが見合っているか

料金体系も含めて各コールトラッキングツールのコストは異なります。

  • 1分ごとにどれくらいの通話料金が掛かるのか
  • 初期費用は必要か
  • 番号の追加費用はどれくらいか


ですから長期的な利用に関するコストも考えながら、どのツールの対費用効果が一番高いのか確認する必要があります。
サービス内容に対して値段が見合わない業者もいるので、サービスをふるいに掛けるためにも内容とコストが見合っているかしっかり確認したいところです。

おすすめコールトラッキングツール9選

ここからはおすすめのコールトラッキングツールを、9つご紹介していきます。

CallTracker

【概要】システムインテグレーションサービスやエンジニアリソースサービスなどを提供している、「株式会社コムスクエア」のコールトラッキングツールです。

  • 出られなかった電話内容をメールで転送してくれる
  • カレンダー機能を活用して電話を転送できる
  • 話し中にリトライを行うことができる


といった特徴を持っています。
クラウドサービスでの提供なので最短で翌日には利用可能です。

【プラン・料金】

通常

初期費用 5万円
サービス利用料 月額5万円
番号初期費用(※) 0円~
番号月額費用(※) 月額100円~
通話料(※) 3分8円~

※利用する番号、発信端末によって価格が変動

スターターパックプラン(新規導入事業者向け)

5番号プラン 月額6,500円
10番号プラン 月額7,500円
20番号プラン 月額1万4,000円
通話料 従量課金

CALL SCOPE

【概要】Webマーケティング事業を行っている、「ブルースクレイ・ジャパン株式会社」のコールトラッキングツールです。

  • ABテスト含め各ランディングページからの入電割合を計測可能
  • 電話が予約といったコンバージョンへつながったのか確認可能
  • 入電内容をメールで通知してくれる


といった機能が便利です。
また一律1万円で録音データを取得し放題なのもポイントになっています。録音データが従量課金制のツールよりコストを抑えながら、録音データを分析に活かせるようになります。

【プラン・料金】お問い合わせください。

AdSiP

【概要】インターネットのインフラを提供している、「フリービット株式会社」のコールトラッキングツールです。

  • 条件に応じてアフィリエイトを自由に設定できる
  • 通話履歴をCSVでエクスポート可能
  • 管理画面を店舗ごとといったようにだし分けができる


といった機能が利用できます。
最低利用期間が1か月となっているので、お試し導入がしやすいのもメリットです。

【プラン・料金】

0120ライトプラン

初期費用 2,000円
システム利用料 月額0円
番号取得料 1,000円
番号使用料 月額3,000円
通話料 従量課金

※5番号までの利用の場合の価格。以上の利用は基本プランが適用

基本プラン

初期費用 5万円
システム利用料 月額5万円
番号取得料(※) 0円~
番号使用料(※) 50円~
通話料 従量課金

※利用する番号によって価格が変動

Callノート

【概要】さまざまなITソリューションサービスを展開している、「TIS株式会社」のコールトラッキングツールです。

高度なインフラ技術により安定したシステムの稼働を実現しています。またAPIで各種機能が提供されているため、7営業日程度で導入が可能です。

  • 曜日や時間帯に応じて転送先やガイダンス内容などの変更が可能
  • 通話履歴を1日ごと、1か月ごとで取得可能
  • 通話結果を指定されたメールアドレスに送信する


といった機能が搭載されています。

【プラン・料金】お問い合わせください。

ADgainer

【概要】アメリカ発の企業が提供するコールトラッキングツールです。

・リアルタイムでどのキーワードから流入してきたのかを調査できる
・コンバージョンにつながった場所を測定可能
・Googleアナリティクスと連携して分析ができる

といった特徴があり、キーワードを基にパフォーマンスを測定したい方にはピッタリのツールになっています。

またコンバージョン時にメールを受信できるので便利です。

【プラン・料金】

エリート 月額7,000円~
プロフェショナル 月額1万4,000円~
ソーストラッキング 月額6,000円~

※利用する番号、クリック数によって価格が変動

 コール・インテリジェンス

【概要】楽天グループの「楽天コミュニケーションズ株式会社」が提供しているコールトラッキングツールです。業界1位の電話番号発行数を誇っており、スピーディーかつ手ごろな価格で導入可能な点を特徴としています。

  • 非通知番号といった迷惑な電話を拒否できる
  • 発信者の電話番号をナンバーディスプレイに表示可能
  • API連携により番号登録やログの取得などが楽になる


といった機能も便利です。

【プラン・料金】
通常プラン:お問い合わせください

パッケージプラン


5番号プラン 10番号プラン 20番号プラン
初期費用 1万円 2万円  3万円
月額費用 1万3,000円 1万5,000円 2万8,000円

TotalTrack

【概要】インターネット広告運営を行っている「株式会社ローカルフォリオ」のコールトラッキングツールです。発信者の電話番号をそのまま通知してくれるので、計測に役立ちます。

  • 計測番号ごとの結果レポートを一覧から確認できる
  • 文字データによって通話内容の概要をすぐ確認できる
  • 通話データを一覧画面から個別にダウンロード可能


といった機能が利用可能です。

【プラン・料金】

  • 初期費用:5,000円/1回線
  • 月額5,000円~ ※契約開通月の回線初月費用は無料

CallCommerce

【概要】情報システム事業を展開している「株式会社ACEware」のコールトラッキングツールです。クラウドタイプなのでスムーズに導入できます。

  • 発信・着信の通話内容の履歴にメモを追加できる
  • 未対応着信の対応状況を集計して表示可能
  • 電話番号に名称や色などを付けて、分かりやすく管理できる


といった機能を活用して効率よくコールトラッキングが可能になっています。

【プラン・料金】


ベーシックプラン プレミアムプラン
初期費用 0円 0円
月額費用 0円 4,500円
番号使用料 月額500円/1番号 月額500円/1番号
通話料 1秒1円 1秒0.5円

Call Data Bank

【概要】「株式会社ログラフ」が提供するコールトラッキングツールです。

  • オフライン:媒体ごとに別の電話番号を付与する
  • オンライン:ユーザーのアクセス時に計測用の番号に置換する


といった仕組みであらゆる電話問い合わせを可視化できます。またユーザーがどんなキーワードで検索して電話を掛けてきたのかも計測できます。

  • IVRにより音声ガイダンスで選択肢を提示可能
  • コンバージョン発生時にメールで連絡してくれる
  • APIによりさまざまなツールとの連携ができる


といった点も便利です。
業界最安値を謳っており、低コストで購入できるのもメリットになっています。

【プラン・料金】


オフライントラッキング・メディアトラッキング キーワードトラッキング オフライントラッキング・メディアトラッキング(ポータル用)
番号使用料 5,000円~ 1万円~ 100円~
通話料 1分10円~ 1分10円~ 1分10円~

※利用する番号によって価格が変動

まとめ

今回はコールトラッキングツールの特徴や選び方、おすすめのツールなどをご紹介してきました。
コールトラッキングツールを使えば、電話内容をデータ化して各施策の効果をより確実に計測できるようになります。また自動ガイダンスによる業務効率化も可能なので、コール担当者のリソース不足で悩んでいる場合もぜひ活用してみてください。
今回ご紹介したサービスの特徴を比較しながら、サービス検討の参考にしてみましょう。

この記事を書いた人

QEEE編集部

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