百貨店もバーチャル空間で体験を提供する時代に
目次
- 1.バーチャルマーケットとは
- 2.バーチャルマーケットの出展事例(新宿伊勢丹)
- 3.バーチャルマーケットの出展企業
- 4.バーチャルマーケットの可能性
概要
Withコロナにおいて、小売業界は実店舗での売上低迷が続いており、これまでの売上を維持することさえ困難な状況に置かれています。
特に百貨店は外出自粛によるファッション需要の低下、先行き不安による高額消費意欲の低下、入国制限によるインバウンド売上の低下などから大きな打撃を受けており、売上の回復が喫緊の課題となっています。
日本百貨店協会の発表によると、全国の百貨店の売上は前年同月比で2020年4月に-72.8%、同年5月に-65.6%と記録的な落ち込みを経験し、緊急事態宣言解除後の同年6~8月も-20%前後と回復に至っていない状況です。
その中、三越伊勢丹ホールディングスはバーチャル世界でのファッションビジネスへの挑戦として、2020年4月に「バーチャルマーケット4」というイベントに仮想新宿伊勢丹本店を出店し、バーチャル事業に参入しました。
ここでは小売業界の新機軸として、バーチャルマーケットの可能性について説明します。

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